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皆さんと共に考える、人生支援の精神療法です。

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よくある質問

Q&A
Q1: 過去にした失敗を反省して再出発したいのですが、 いつまでも苦みは続いています。
A1: 一つのことに囚われ、他のことに全く関心を払わないのを、森田療法では
「防衛単純化」と云います。あなたは神経質だから、神経質の利点を多くの事柄に利用し応用していいけば、苦しみは次第に消えていきます。

  • Q3: 私の悩みは人と対話する恐怖と手の震え、そして、突然現れる気分の落こみに苦しんでおります。
    A3: 「破れかぶれ」の覚悟でやってみることが必要。手がブルブル震えるのは仕方がない。今日はどうか、明日はどうかと思っているうちは、治りません。
  • Q4: 大学受験に失敗した頃から、ドアの鍵やガスの元栓をしっかり閉めたか気になり、仕事が手につかない。毎日1時間くらいは確認をしています。
      A4: 「防衛単純化」が起きて、君の敵を鍵の確認一つにしぼっています。「これさえなければ、自分は誰にも負けないに」と思っているのでしょう。「気分はあるがままに受け入れて、やるべきことをやる」こと以外に治る方法はない。
  • Q5: 何がキッカケか分からないが、数年前から急に人に接するのが苦痛になりま  した。引っ込み思案になり友人も減る一方、私は皆から嫌われ、直ぐにでも  消えてほしいと思われているのではないかと、考えるようになりました。
    A5: 新しい人に会うのがイヤだと思う時期は、多かれ少なかれ誰にもあることです。苦しいのは「よい人間関係を求めているから」なのです。思い切って人のなかに、飛び込むことです。それで良くなります。
  • Q6: 退職後、何事にも興味がなくなり、うつ状態になりました。自分では目標を失っていると思い、年2回ほど長期間の旅行をしておりますが、会社員時代の喜びは味わえません。むなしいだけです。
    A6: 人間にとって大事なのは、生きる目標をもっていることだと思います。今は目標が明白になっていないのでしょう。遊んでいて生きがいは生じません。旅行に行くとか、ゴルフをするとかは、それはそれで良いのですが、生きがいになりません。
    心掛けることは、取りあえず人生目標を設定することと、自分なりの規則正しい生活を身につけていくことです。生きがいは自己実現への努力のなかにあります。
  • Q7: 雷や竜巻が恐ろしくてたまらない。
    A7: 雷が鳴れば誰でも恐ろしい。私も登山したとき死ぬかと思うような怖かった思い出があります。日常の生活において普通の人並に行動すれば、雷は怖いが普通の人達と同じ心理になってきます。
  • Q8: 有名大学に進学した息子は夏休が過ぎた頃から、室内に閉じこもり、不登校になった。留年の心配もあり早く登校するよう口を酸っぱくして説得しているが、近ごろ息子の言葉が暴力的になってきた。登校させる方法は?(母親)
    A8: 適切な方法はありません。ただ、子供さんの価値観が傷ついており、癒す時期と受け止めることもできます。親御さんは「そのままのお前が好きだ」と言う以外に方法はありません。そして「失敗は成功の母」と肯定して見守ってください。
  • Q9: 私は妻子ある上司が好きになりました。別れなければと思うのですが、別れたくない心の葛藤の毎日です。どうしたらいいでしょう。(独身女性)
    A9: 恋愛は自由です。どのような制約もありません。しかし、別れたい別れたくないという心理葛藤があるのですから、とにかく何か月か期間を区切って会うのを避けることでしょう。その期間に動揺が治まり一つの方向に見切ることができるようになります。
    いずれの選択に至ったとしても、得難い経験になり、あなたの人生は色どりの深いものになるでしょう。
  • Q10: 親友が自殺しました。あまりの呆気ない死に悄然、死を思うようになりました。なぜ、ひとは、生きなければならないのですか。(女子大生)
    A10: あなたは人生を深く生きる人です。
    生きる意義や目標は人それぞれのものです、が。ただ、いえることは人は幸福を求めており、幸福を見失ったとき不安や疑念が起こります。
    では、幸福とは何ですか。お金があって楽しい日々なのでしょうか。そうかも知れません。でも、本当は自分の持てる能力を使うことや魂の喜ぶことをする、ことだと思うのです。  
  •    
  • Q11: 悩みとは、いったい何なのでしょう。
    A11: 悩みは不安と同じように心のとらわれが根底にあります。
    目先の現実にとらわれてしまい、心の自由を失うことです。
    現実から逃げようとすると、悩みは追いかけています。そして、誰かが助けてくれると思っている間は悩みは解決しません。「火の粉は自分で振り払う」と決意したとき、悩みから解放されるでしょう。
    • 2:手の汚れが気になり、何度も洗うようになりました。そして、洗うのが苦しいのです。
      A2: 手や頭を洗って何も悪いことはないが、あまり頻度になると実生活に支障をきたします。頭ではそんなに手を洗うことはないこと百も承知しているが、やらなきゃ気がすまないという悪い癖がついています。
      癖は薬を飲んでも治りません。いくら森田療法やほかの精神療法の本を読んで知識をつけても治りません。そういった精神療法を参考にしながら、自分自身で悪い癖を治すように努力することです。

  • 人生支援の精神療法

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